14日に開幕する男子テニスのBNPパリバ・プリムローズ(フランス/ボルドー、クレー、ATPチャレンジャー)は10日、世界ランク77位の
A・マレー(イギリス)がワイルドカード(主催者推薦)で出場することを発表。マレーにとっては負傷した3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)以来 約2ヵ月ぶりの実戦復帰となる。
>>大坂 なおみvsカサトキナ 1ポイント速報<<>>ジョコビッチ、ナダルらBNLイタリア国際組合せ<<36歳のマレーは今季開幕と共にツアー大会に参戦するも苦戦を強いられマッチ5勝8敗。直近では3月のマイアミ・オープンに出場すると1回戦で
M・ベレッティーニ(イタリア)、2回戦で第29シードの
T・M・エチェベリー(アルゼンチン)を下し3回戦進出。しかし、3回戦では
T・マハーチ(チェコ)にフルセットで敗れた。
そして3回戦の途中で足首を痛めていたマレーは試合後「ATFLの完全断裂とCFLの部分断裂を負った。言うまでもないことだけど、これは大変なことで、長期離脱することになる。でも、時期が来れば、股関節1本、足首の靭帯もない状態で戻ってくるよ」とSNSで報告。ATFLとは前距腓靭帯のことで、CFLは踵腓靭帯のこと。いずれも足首を支える重要な靭帯であり、その部分を負傷したことになった。
それでも、その1ヵ月後となる先月18日にはコートでトレーニングする様子を公開していたマレー。今回、BNPパリバ・プリムローズに出場することが決定し、約2ヵ月ぶりに実践へ復帰することとなる。
なお、同大会には世界ランク19位の
S・バエス(アルゼンチン)、同28位のエチェベリー、同34位の
A・フィス(フランス)、同87位の
S・ワウリンカ(スイス)、同113位の
R・ガスケ(フランス)らが出場を予定している。
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