男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は29日、シングルス3回戦が行われ、第17シードの
A・ブブリク(カザフスタン)が第14シードの
B・シェルトン(アメリカ)を3-6, 7-6 (7-2), 6-4の逆転で破り、2021年以来3年ぶり2度目のベスト16進出を果たした。
>>ナダルvsカチーン 1ポイント速報<<>>シナー、アルカラス、ナダルらマドリッドOP組合せ<<世界ランク18位で26歳のブブリクは今季、2月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)でキャリア通算4度目の優勝を飾ると同月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)で準優勝した。
しかし、その後は苦戦を強いられており、直近2大会は初戦敗退となっていた。それでも今大会、初戦となった2回戦で世界ランク68位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)を逆転で下し初戦突破を決めた。
そして3回戦の第1セット、第1ゲームで1度のブレークチャンスを掴むも活かせなかったブブリクは直後の第2ゲームでブレークを許す。その後はシェルトンのサービスゲームを崩すことができず、先行される。
続く第2セット、ミスを最小限にまとめアグレッシブにプレーするシェルトンに5度のブレークポイントを握られるも全て凌いだブブリク。リターンゲームでは1度もブレークチャンスを掴めずタイブレークにもつれ込む。それでも開始から5ポイントを連取したブブリクはミニブレークを許さず、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、ブブリクは開始からブレークチャンスを掴むと第3ゲームで先にブレークに成功。第8ゲームでは15-40とされるもピンチを凌ぎキープし、2時間9分で勝利した。
勝利したブブリクは第3シードの
D・メドベージェフと第25シードの
S・コルダ(アメリカ)のどちらかと対戦する。
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