男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は25日、シングルス3回戦が行われ、第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が第31シードの
C・ユーバンクス(アメリカ)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで破り、2022年以来2年ぶり4度目のベスト16進出を果たした。
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D・メドベージェフや
D・フェレール(スペイン)、
N・キリオス(オーストラリア)らを破り決勝に進出。最後は
J・イズナー(アメリカ)に屈したものの準優勝という最高成績を残している世界ランク5位のズベレフ。今大会は初戦の2回戦で同36位の
F・オジェ アリアシム(カナダ)をストレートで下し3回戦に駒を進めた。
この試合、ズベレフは8本のサービスエースを記録するなどファーストサービスが入ったときに69パーセントの確率でポイントを獲得。また、セカンドサービス時のポイント獲得率は81パーセントと高い率を記録すると、ダブルフォルトも0に抑えた。
リターンゲームでは2度のブレークに成功し、1時間44分で勝利を決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズベレフのコメントが掲載されている。
「難しい試合だったね。僕はただ耐えていただけだ。ときにそういうプレーも必要なんだよ。彼(ユーバンクス)はアグレッシブに攻めてきて、僕にチャンスをくれなかった。僕はベースラインから勝機を見出そうとした。でも彼はベースラインからのプレーがとてもうまく、アンフォースドエラーをあまり出さなかったのには驚いたよ。彼は普段もう少しミスするけど、今日は、特に第1セットのいくつかの場面でミスがなかったんだ」
4回戦でズベレフは第15シードの
K・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは3回戦で第20シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第9シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)や世界ランク57位の
F・マロジャン(ハンガリー)らが16強へ駒を進めている。
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