女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は24日、シングルス3回戦が行われ、世界ランク229位の
大坂なおみは同27位で第23シードの
C・ガルシア(フランス)に6-7 (4-7),5-7のストレートで敗れ、2年ぶり3度目のベスト16進出とはならなかった。
>>大坂vsガルシア 1ポイント速報<<>>メドベージェフ、アルカラスらマイアミOP組合せ<<>>大坂、シフィオンテクらマイアミOP組合せ<<両者は4度目の顔合わせで大坂の2勝1敗。今年はすでに2度対戦しており、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)1回戦ではガルシアがストレートで、2月のカタール・トータルエナジー・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTA1000)1回戦では大坂がストレートで勝利した。
最後に同大会に出場した2022年に準優勝を果たしている大坂は今大会、1回戦で世界ランク51位の
E・コッチャレット(イタリア)を6-3,6-4で、2回戦では第15シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を6-2,7-6 (7-5)のストレートで下して3回戦に駒を進めている。
この試合の第1セット、大坂とガルシアは互いにチャンスを掴みながらもいかせず中盤へ。するとゲームカウント4-4で迎えた第9ゲーム途中で降雨により約20分間の中断を挟んだ。
再開後の第10ゲーム、大坂のサービスゲームでは30-40とセットポイントとなるブレークポイントを握られるがこれをセーブ。大坂は続く第12ゲームでも2本セットポイントを凌ぎタイブレークに突入した。
タイブレークではミニブレークの取り合いとなるなか、大坂は自身のサービスポイントをキープすることができず、ガルシアにこのセット6度目となるセットポイントを決められ58分で第1セットを落とした。
第2セットも譲らない両者は互いにブレークを奪えずに試合が進むも、第6ゲームで大坂がブレークチャンスを握ると最後はガルシアが痛恨のダブルフォルトを犯しブレークに成功。しかし、ガルシアも追い上げを見せ直後の第7ゲームでブレークバックを許す。
第7ゲーム終了後、ガルシアはメディカルタイムアウトを取得し右肩付近のマッサージを受けるがその後もプレーは継続する。すると迎えた第11ゲーム、大坂は攻め込むガルシアにこの日2度目のブレークを許し崖っぷちに追い込まれると、ガルシアのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームで挽回できず、1時間48分で力尽きた。
勝利したガルシアは4回戦では第3シードの
C・ガウフ(アメリカ)と対戦する。ガウフは3回戦で世界ランク84位の
O・ドダン(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
26歳の大坂は昨年7月に第一子となる女の子を出産。その後トレーニングを再開し、今シーズン復帰を果たした。
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