女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は14日、シングルス準々決勝が行われ、第3シードの
C・ガウフ(アメリカ)が世界ランク49位の
ユアン・ユエ(中国)を6-4,6-3のストレートで破り、大会初のベスト4進出を果たした。試合後の会見で同日の異なるコートで蜂が侵入したことに「私ならタイム・バイオレーションを取られても、逃げていたと思うわ」と明かした。
>>アルカラス、シナーらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテク、ガウフらBNPパリバOP組合せ<<今季、1月のASB クラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)で大会連覇を果たすとともにツアー通算7度目の優勝を飾ったガウフ。その後の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で4強入り、先月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)では8強入りした。
BNPパリバ・オープンに出場するのは4年連続4度目であり、昨年の8強入りが最高成績。今大会では初戦となる2回戦で世界ランク47位の
C・ブレル(フランス)、3回戦で同53位の
L・ブロンゼッティ(イタリア)、4回戦で第24シードの
E・メルテンス(ベルギー)を下し8強入りした。
準々決勝、ガウフは7本のサービスエースを決めファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得。17本ものダブルフォルトを犯し3度のブレークを許したもののリターンゲームでは5度のブレークを奪い1時間34分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにガウフのコメントを掲載。同日の別コートで行われた男子シングルス準々決勝、第2シードの
C・アルカラス(スペイン)と第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)の一戦でミツバチが大量に襲来したことについて次のように述べた。
「彼(アルカラス)が逃げようとしている映像を見た。彼はスピードが足りないと思ったの。彼はコート上では速い男。でも、何が起こっているのかはっきりさせようとしたんだと思う。私ならタイムバイオレーションを取られてでも、そのまま逃げていたと思うわ(笑)」
なお、勝利したガウフは準決勝で第9シードの
M・サッカリ(ギリシャ)と対戦する。サッカリは準々決勝で第23シードの
E・ナヴァッロ(アメリカ)を5-7, 6-2, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と第31シードの
M・コスチュク(ウクライナ)が4強に駒を進めた。
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