男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は7日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク108位の
F・フォニーニ(イタリア)が同144位の
B・ミラリェス(スペイン)を4-6, 6-2, 6-3の逆転で破り、初戦突破を果たすとともに今季ツアー初白星を飾った。
>>ダニエル 太郎、ジョコビッチ、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<元世界ランク9位で36歳のフォニーニは1月のテネリフェ・チャレンジャー1(スペイン/テネリフェ、ハード、ATPチャレンジャー)でシーズンをスタートさせ初戦突破を果たすも2回戦敗退。先月のバーレーン・テニス・チャレンジャー(マナマ/バーレーン、ハードコート、ATPチャレンジャー)でも同じく2回戦で敗れた。
その後、今年初のツアー大会となった先月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)では予選1回戦で敗れた。
そのフォニーニはBNPパリバ・オープンにワイルドカードを受け取り出場。今回は15度目の参戦であり、2014年の16強入りが最高成績となっている。
1回戦の第1セット、第4ゲームで先にブレークを許したフォニーニだが直後の第5ゲームから3ゲームを連取しゲームカウント4-3とリードする。しかし、第8ゲームをキープできずブレークを許すとそのまま3ゲームを連取され先行される。
続く第2セット、第2ゲームでブレークを許す厳しい展開となるもフォニーニはここから反撃。直後の第3ゲーム、鋭いフォアハンドショットからブレークチャンスを握ると最後はミラリェスがボールをネットにかけブレークバックに成功。一気に6ゲームを連取し1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、第3ゲームで2度のブレークチャンスを活かせなかったフォニーニは第4ゲームで先にブレークを許しゲームカウント1-3とリードを許す。それでも直後の第5ゲームでブレークバックに成功すると5ゲーム連取に成功し2時間8分に及ぶ熱戦を制した。
勝利したフォニーニは2回戦で第19シードの
S・バエス(アルゼンチン)と対戦する。今大会のシード勢は1回戦免除のためバエスはこの試合が初戦となる。
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