男子テニスの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)は2日、シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する第1シードの
H・ルーネ(デンマーク)が世界ランク133位の
M・モウ(アメリカ)を7-6 (8-6),6-4のストレートで破り、今シーズンツアー2度目のベスト4進出を果たした。
世界ランク7位で20歳のルーネは今季開幕戦となった1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で準優勝。しかし、続く全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では左膝を痛めたこともあり2回戦で姿を消した。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク156位の
P・ラマス ルイス(スペイン)をストレートで下し、ツアー大会マッチ100勝目を飾り8強入りした。
準々決勝、ルーネは17本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得。モウのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは2度のブレークに成功。2時間2分で4強入りを決めた。
昨年4月のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)以来 5つ目のタイトル獲得を目指すルーネは準決勝で第4シードの
B・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。チョリッチは準々決勝で世界ランク76位の
F・コボリ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードで2022年の同大会王者の
A・ブブリク(カザフスタン)と第3シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)が4強入り。トップ4シードが順当に準決勝に駒を進めた。
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