日本テニスの頂点を争う大会、三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権 98th(東京/有明、ハード)は10月28日に本戦が開幕。大会6日目となる11月2日には男子シングルス準々決勝2試合が行われ、トップハーフ(トーナメント表上半分)の準決勝カードが決まった。
>>ジョコらパリマスターズ組み合わせ<<>>全日本 男子シングルス組合せ<<全日本テニス選手権 98thは予選が10月25日から27日まで行われ、本戦が10月28日に開幕。大会最終日は11月5日を予定しており、東京の有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコートで行われる。
男子シングルス準々決勝は2日と3日に分けられ開催。2日はトップハーフの準々決勝が組まれ、第7シードの
白石光(SBCメディカルグループ)と予選から出場した
上杉海斗(江崎グリコ)が4強入りを決めた。
白石は海外遠征なども共にするく第14シードの磯崎志(やすいそ庭球部)を6-4, 7-6 (7-4)のストレートで下し8強入りした。強みであるストローク戦とコートカバーリングをいかしボールを拾い、相手のミスを誘い出す白石のプレーだったが、この日はサービスの調子が良く第2セットのタイブレークでも接戦のなかサービスが後押しした。
試合後の会見で白石は「最初からエンジン全開でいけたかなと思います。普段はブレークされやすいんですけど、今日はサービスが良くて、2セット通して1度もブレークされなかったので、自分としては珍しいかったかなと思います」とコメント。
次戦は上杉と対戦する。上杉は
松井俊英とのペアで同大会3連覇をかけてダブルスに第1シードとして出場中だが、今大会はシングルスにも予選から参戦し、計6試合に勝利してベスト4進出を決めている。
白石は上杉との対戦について「サーブとボレーが良いので、1ブレークされちゃうと厳しいと思います。今日以上にプレッシャーがかかると思うので、ファーストサーブの確率と戦い方ですね」と話した。
【2日に行われた男子シングルス準々決勝の結果】
[]内はシード、()内は所属名
[7]白石光(SBC メディカルグループ)6-4, 7-6 (7-4)[14]磯村志(やすいそ庭球部)
上杉海斗(江崎グリコ)6-2, 6-7 (6-8), 6-3 [11]
川橋勇太(マイシン)
ベスト4進出を果たした上杉海斗
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