男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は28日、シングルス準決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する第6シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)が第1シードの
H・ルーネ(デンマーク)を6-3, 6-2のストレートで破り、今季初の決勝進出を果たすと共に大会2連覇に王手をかけた。
>>ジョコ、アルカラスらパリマスターズ組合せ<<昨年王者であるオジェ アリアシムはタイトル防衛をかけて参戦。今季は苦しむ状態が続いており、今大会に入る前まではマッチ17勝18敗。それでも1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク162位の
L・リーディ(スイス)、2回戦では予選を勝ち上がった同65位の
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)、準々決勝でも同じく予選を勝ち抜いた同83位の
A・シェフチェンコ(カザフスタン)を下し4強入りした。
準決勝の第1セット、第2ゲームで強烈なフォアハンドウイナーを決めブレークチャンスを掴んだオジェ アリアシム。最後はルーネのボールがネットにかかりいきなりブレークに成功する。その後はルーネにブレークバックのチャンスを与えず先行する。
続く第2セット、オジェ アリアシムはファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得。第1ゲームでブレークを奪うと第7ゲームで2度目のブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームでは2度のブレークポイントを凌ぐと1度目のマッチポイントをものにし、1時間22分で勝利した。
勝利したオジェ アリアシムは決勝で第4シードの
H・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。フルカチュは準決勝で世界ランク28位の
U・アンベール(フランス)を6-4, 3-6, 7-6 (7-5)のフルセットで下しての勝ち上がり。
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