負傷に苦しむ元6位「難しい」

全米OPでのベレッティーニ

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニスで世界ランク９０位のＭ・ベレッティーニ（イタリア）が２７日にインスタグラムを更新し、負傷の影響により今季を終了すると発表した。

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２７歳のベレッティーニは今季、９月の全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）２回戦で足首をけがして以降ツアーを離脱。今季のマッチ成績は１２勝１１敗としている。

ベレッティーニはインスタグラムで「数週間、ハイレベルなトレーニングをしてきたにもかかわらず、僕のメディカル・チームは、ATPシーズン最後のトーナメントに出場するのは危険だとアドバイスしてきた。これを受け入れるのはとても難しいことだが、来シーズンと長期的なキャリアのために最善のことをする必要がある。この機会を利用して、リセットし、再構築し、完全にフィットした健康な状態でスタートさせるつもりだ」

「非常にタフな１年だったが、２０２４年のシーズンを充実させ、成功させることを楽しみにしている。デビスカップファイナルズに向け、どんな形でもイタリアチームをサポートできるようにするつもりだ」

キャリア通算７個のタイトルを獲得しているベレッティーニ。２０２２年には自己最高の世界ランク６位を記録した。２０２１年のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）では準優勝を果たした。しかし同時に足首や手首、腹筋など多くの負傷に悩まされるキャリアを送っており、苦しい時間も過ごしている。

今後は１１月２１日に開幕する国別対抗戦デビスカップファイナルズのファイナル８（スペイン/マラガ、室内ハード）に出場するイタリア代表チームをサポートする役割を行いたいとつづった。