男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATPマスターズ)は13日にシングルス準々決勝が行われ、第18シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)が第22シードの
N・ジャリー(チリ)を7-6 (7-2), 6-4のストレートで下し、同大会初のベスト4進出を果たした。
>>ダニエル 太郎 ジャパンOP予選1回戦 1ポイント速報<<>>上海MSトーナメント表<<32歳で世界ランク19位のディミトロフが同大会に出場するのは6年ぶり7度目。最後に出場した2017年大会のベスト8進出が同大会の最高成績となっていた。
ディミトロフは今大会、2回戦で世界ランク54位の
A・ブキッチ(オーストラリア)、3回戦で第13シードの
K・ハチャノフ、そして準々決勝では第1シードの
C・アルカラス(スペイン)を破り8強入りした。
準々決勝の第1セット、両者キープを続ける引き締まった展開となり、このセットはそのままタイブレークに突入する。タイブレークではディミトロフが2度のミニブレークを奪うと、自身のサービスを全てキープし、56分でこのセットを獲得する。
続く第2セット、ディミトロフはファーストサービス時に89パーセントの確率でポイントを獲得しジャリーにこのセットもブレークを許さず、リターンゲームでは第7ゲームでブレークに成功し、1時間39分でベスト4進出を決めた。
ディミトロフは最終的にこの試合、ファーストサービス時のポイント獲得率が90パーセントで、ジャリーに一度もブレークポイントを与えず、サービスゲームの好調さをうかがわせた。
勝利したディミトロフは準決勝で、第5シードの
A・ルブレフと第32シードの
U・アンベール(フランス)の勝者と対戦する。
2017年のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)で優勝を飾って以来、実に約6年間ツアー優勝から遠ざかっているディミトロフ。
今大会は上位シードが多く敗退しており、ディミトロフが6年ぶりにタイトル獲得となるか注目される。
なお、もう一方の準決勝では第16シードの
H・フルカチュ(ポーランド)と第26シードの
S・コルダ(アメリカ)が決勝進出をかけ対戦する。
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