男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は7日にシングルス1回戦が行われ、プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を使用して出場している元世界ランク6位の
G・モンフィス(フランス)が世界ランク29位の
C・ユーバンクス(アメリカ)を7-6 (7-3), 6-7 (4-7), 6-1のフルセットで破り、3年連続の初戦突破を果たした。
>>【動画】36歳モンフィスの信じられない守備範囲、本人もラケット投げ喜び爆発<<>>アルカラス、ダニエルらナショナルバンクOP組合せ<<36歳のモンフィスは昨年8月に怪我の影響でツアーを離脱したが、今年3月に約7ヵ月ぶりに復帰。以降はプロテクトランキングやワイルドカード(主催者推薦)を利用して大会に参加してきた。
なお、モンフィスが同大会に出場するのは3年連続12度目。2016年と2019年にはベスト4に進出している。
1回戦の相手は今年に入りツアー初優勝を飾り、先月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ではベスト8進出を果たすなど今シーズン勢いに乗っているユーバンクスとなった。
1回戦の第1セット、両者キープを続けタイブレークの末モンフィスが先行する。
続く第2セット、第12ゲームでマッチポイントを2本握ったモンフィスだったがこれをしのがれ、2度目のタイブレークを落とし、1セットオールに追いつかれる。
それでもファイナルセットでは、モンフィスが第1ゲームで先にブレークに成功すると、第5ゲームでも36歳とは思えないスピードとコートカバー力を見せ2度目のブレークを果たす。最後は第7ゲームでもブレークに成功し、2時間26分の熱戦を制した。
試合後に男子プロテニス協会のATPはモンフィスもコメントを掲載。モンフィス自身も「コート上での自分のスピードには満足しているし、今日はカバーリングが鍵になると感じていた」と試合を振り返った。
勝利したモンフィスは2回戦で第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。今大会は上位8シードが1回戦免除のためチチパスはこの試合が初戦となる。
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