男子テニスのハンブルグ・ヨーロピアン・オープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)は26日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している第2シードの
A・ルブレフが世界ランク54位の
B・ミラリェス(スペイン)を5-7, 6-1, 7-6 (9-7)の逆転フルセットで破り、初戦突破を果たした。
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C・ルード(ノルウェー)をストレートで破り、25歳にしてキャリア14勝目をあげたルブレフ。その後ルードともにハンブルグへ移動し今大会へ臨んだ。
1回戦、ルブレフは疲労からかミスを重ねると、セカンドサービス時にはわずか2ポイントしか獲得できないなど3度のブレークを許し追いかける展開となる。それでも第2セットは4本のダブルフォルトを犯すなどサービスが安定しないミラリェスに対し3度のブレークに成功しセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセット、互いにブレークを奪うことができないままタイブレークに突入。先にミニブレークを許したルブレフは4-6と2度のマッチポイントを握られるもこれをセーブ。6-6に追いつくも、その次のポイントを与え6-7と3度目のマッチポイントを迎える。しかしここも凌いだルブレフはそこからさらに2ポイントを連取。2時間53分の激闘を制し、初戦突破を決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはルブレフのコメントが掲載されている。
「いいプレーができていたし、コントロールもできていたのに、なぜか第1セットを落としてしまい、悔しい思いをした。精神的に立ち直って、第2セットはとてもいいプレーができた。第3セットは厳しかったね。タイブレークにもつれ込み、彼を破るチャンスがあまりなかったからだ」
「彼は勝って当然という感じだったと思う。タフなスコアから狂ったように戦っていた。0-3になったときは大きなストレスを感じ始めたよ。でも、その後2度素晴らしいラリーを演じて、戦い続けろ、戦い続けろと自分に言い聞かせたんだ。勝てたのはすごいことだ」
2回戦でルブレフは世界ランク61位の
D・アルトマイアー(ドイツ)と対戦する。アルトマイアーは1回戦で同48位の
R・ガスケ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードのルードが初戦を突破したほか、第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)がベスト8進出を決めている。
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