テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は6日、男子シングルス1回戦が行われ、第19シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク153位の
G・ブラウワー(オランダ)(オランダ)を6-4, 7-6 (7-4), 7-6 (7-5)のストレートで破り、2021年以来2年ぶり6度目の初戦突破を果たした。これにより、世界ランク116位の
綿貫陽介は2回戦でズべレフと対戦することが決定した。
>>ジョコビッチ、綿貫らウィンブルドン組合せ<<26歳で世界ランク21位のズベレフは昨年6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で足首を負傷し長期離脱。今シーズンに入りツアーへ本格復帰を果たしたが、序盤は思うような好成績を残すことができていなかった。
それでも、クレーシーズンから徐々に調子を上げていき、先月の全仏オープンでは2年連続の準決勝進出。芝シーズン初戦となったテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)では4強入りを果たしている。
ウィンブルドン出場は2021年以来2年ぶり7度目となったズべレフ。1回戦の第1セット、第2ゲームで2度のブレークポイントを凌ぐと第7ゲームでブレークに成功する。サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでは2度目のセットポイントをものにし、先行する。
続く第2セットでは互いにサービスキープが続くと第12ゲーム、ズべレフはセットポイントとなるブレークポイントを2度握られる。それでもこれを凌ぐとタイブレークに突入。2度のミニブレークに成功し、セットカウント2-0と勝利に王手をかける。
第3セット、互いにブレークチャンスを与えず、サービスキープが続き再びタイブレークに突入。2度のミニブレークに成功したズべレフが3度目のマッチポイントをものにし、2時間15分で勝利した。
勝利したズべレフは2回戦で世界ランク116位の綿貫と対戦する。綿貫は1回戦で同81位の
M・ヒュースラー(スイス)を6-7 (5-7), 5-7, 7-6 (7-5),7-6 (7-3),6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
両者は初の顔合わせとなる。
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