28日に開幕した全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)女子シングルス。昨年は世界ランク1位の
I・シフィオンテク(ポーランド)の優勝に終わった同大会の展望を読み解く。
>>シフィオンテク、日比野ら全仏オープン組合わせ<<>>アルカラス、西岡ら全仏OP組み合わせ<<今大会の優勝候補として名前が挙がっているのが前回女王のシフィオンテクと、世界ランク2位の
A・サバレンカ、そして同4位の
E・ルバキナ(カザフスタン)の3名。
大会第1シードのシフィオンテクは全仏オープンで2度の優勝経験がある。今季もツアーで2勝を挙げており安定した強さを見せている。
サバレンカは今季、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初優勝を果たすと、今月行われたムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)決勝でシフィオンテクを破り優勝を飾っている。
そして昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)女王のルバキナは今季、全豪オープン決勝でサバレンカに敗れ準優勝となったものの、BNPパリバ・オープンでは決勝でサバレンカに雪辱を果たし優勝。前哨戦のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)でも優勝を果たした。また、今季シフィオンテクには3戦負けなしとなっている。
ドローを見るとシフィオンテクとルバキナが同じトップハーフに入っており、両者勝ち進むと準決勝で激突する。トップハーフには2人のほかに昨年大会で準優勝を飾った同6位の
C・ガウフ(アメリカ)、昨年ウィンブルドンと全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で準優勝の同7位
O・ジャバー(チュニジア)らが名を連ねる。
一方サバレンカのいるボトムハーフでは、同3位の
J・ペグラ(アメリカ)や、地元フランスで優勝を狙う同5位の
C・ガルシア(フランス)、そして前哨戦のBNLイタリア国際でベスト4に入った2017年の全仏オープン女王
J・オスタペンコ(ラトビア)も面白い存在になりそうだ。
2週間の激闘の末タイトルを獲得するのは誰になるか、注目される。
また、今大会には
M・アンドレーワと
B・フルヴィルトヴァ(チェコ)という2人の16歳が予選を勝ち上がり本戦入りしている。アンドレーワは1回戦で同85位の
A・リスケ(アメリカ)と、フルビルトヴァは1回戦でルバキナと対戦する。こちらも注目だ。
なお女子の日本勢では、同113位の
日比野菜緒が出場する。
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