男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、ドクレー、ATP1000)は4日にダブルス準決勝が行われ、
K・ハチャノフ/
A・ルブレフ組が第4シードの
M・アレバロ(エルサルバドル)/
JJ・ロジェール(アンティル)組を6-4, 6-4のストレートで破り、「ATPマスターズ1000」でペアとして3度目の決勝進出を果たした。
>>アルカラスらマドリッドOP組合せ<<ハチャノフとルブレフは過去にペアを組み2018年のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)と2019年のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)で決勝に進出しているが、いずれも決勝で敗れ準優勝となっている。
今季は今大会までに同ペアで3大会に出場。いずれも2回戦までに敗れていたが、今大会は1回戦で
M・グラノジェルス(スペイン)/
H・セバリョス(アルゼンチン)組、2回戦で第5シードの
N・メクティッチ(クロアチア)/
M・パビッチ(クロアチア)組、準々決勝で
J・マレー(イギリス)/
M・ヴィーナス(ニュージーランド)組というダブルスのスペシャリストたちを全て逆転で破り準決勝に駒を進めた。
また、2人は今大会シングルスでは4回戦で対戦し、ハチャノフが勝利している。
準決勝の対戦相手であるアレバロ/ ロジェール組も、ダブルスのスペシャリストで今季はすでにダブルスで2度のツアー優勝を飾っている。
この日の第1セット、強力なサービスを放つハチャノフとルブレフはファーストサービス時のポイント獲得率で95パーセントを記録。序盤は相手にブレークのチャンスを与えず、リターンゲームでは第3ゲームでブレークに成功する。第8ゲームで相手にブレークのチャンスを与えるが、ルブレフが角度をつけたボレーを決め、これをしのぎ第1セットを先取する。
続く第2セットは、両者互いに安定したサービスゲームを続けキープを続ける。迎えた第9ゲーム、ハチャノフ/ ルブレフ組はこのセット初めてのブレークチャンスを得ると、2度目のブレークポイントでハチャノフのフォアハンドが相手のミスを誘いブレークに成功。このリードを守り切ったハチャノフ/ ルブレフ組が1時間13分で勝利し、ペアとして3度目の「ATPマスターズ1000」の決勝進出を決めた。マッチポイントを決めた瞬間2人揃って満面の笑顔で抱き合った。
勝利したハチャノフ/ ルブレフ組は決勝で第7シードの
R・ボパンナ(インド)/
M・エブデン(オーストラリア)組と対戦する。
ジュニア時代からのライバルでもあり親友でもあるハチャノフとルブレフが、ペアとして初の「ATPマスターズ1000」のタイトル獲得へ、3度目の挑戦に向かう。
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