男子テニスのBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)は18日にシングルス1回戦が行われ、、世界ランク101位の
D・ティーム(オーストリア)が同60位の
C・レスティエンヌ(フランス)と対戦。第1セットが終了し、ティームから6-3時点でレスティエンヌが負傷により棄権したため、ティームは思わぬ形で初戦突破を果たした。
>>ルーネ、ズべレフらBMWオープン組合せ<<2016年以来7年ぶりの出場となる元世界ランク3位のティーム。2016年は
A・ズベレフ(ドイツ)らを下し決勝に進出するも、最後は
P・コールシュライバー(ドイツ)に6-7 (7-9), 6-4, 6-7 (4-7)の接戦の末に敗れタイトルを逃した。
この日の第1セット、互いに2度ずつブレークを奪い合うと、ティームが第7ゲームから3ゲームを連取。第1セット終了時点でレスティエンヌが棄権を申し入れ、ティームが4年ぶりの初戦突破を決めた。
試合後のティームのコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、「望んでいた形とは違う、意外な結末だった。でもOKだよ、次に繋がったんだ」と語った。
「もちろん、ここでプレーするのは大好きだ。1回戦で雪が降った記憶、大雪のためにブレーク(休憩)を取ったのはとても面白いね。ずっと頭の中に残っているので、それを思い出すのもすごく好きだし、2016年の1週間も最高だった」
「ただフィリップ・コールシュライバーが優勝賞品の車とともに去った時は、ちょっと悲しかったよ。タフだったけど、ここでプレーするのが好きだし、2回戦に進出できてとてもうれしい」
ティームは2回戦で第8シードの
M・ヒュースラー(スイス)と対戦する。ヒュースラーは1回戦で世界ランク509位の
K・エドモンド(イギリス)を7-6 (7-3), 4-6, 6-3のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には、第6シードの
L・ソネゴ(イタリア)、世界ランク75位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)、同94位の
O・オッテ(ドイツ)らが2回戦へ駒を進めた。
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