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41歳ロペス最後のバルセロナOP

ロペス
ロペス(画像は昨年のバルセロナOP)
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は18日、シングルス1回戦が行われ、今季限りで現役を引退することを発表している元世界ランク12位のF・ロペス(スペイン)が世界ランク99位のD・ゴファン(ベルギー)に6-7 (3-7), 7-6 (7-4), 0-6のフルセットで敗れた。

>>西岡、アルカラスらバルセロナOP組合せ<<

41歳で現在世界ランク593位のロペスは、2015年3月2日付の世界ランキングでキャリアハイの12位を記録し、シングルスで7勝。ダブルスでは2016年11月7日付の世界ランキングで9位を記録し、6勝を飾った。2019年には37歳にしてロンドン・クイーンズ・クラブ(イギリス/ロンドン、芝、 ATP500)で単複2冠を達成している。

グランドスラムでは2002年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)から79大会連続でシングルス本戦に出場。また、2016年の全仏オープンではM・ロペス(スペイン)とペアを組みダブルス優勝を成し遂げた。

ロペスがバルセロナ・オープンに出場するのは22度目で同大会の最多記録。最高成績は2011年と2012年に記録したベスト8となっている。今大会にはワイルドカード(主催者推薦)で出場している。

この日の第1セット、第1ゲームでいきなりブレークを許すも第6ゲームでブレークバックに成功したロペス。第9ゲームで再びブレークを許し、ゴファンがサービング・フォー・ザ・セットを迎えるも土壇場で再度ブレークに成功。このセットはタイブレークにもつれ込む。タイブレークではゴファンに3度のミニブレークを許し、1時間で先行される。

続く第2セット、両者1度ずつブレークに成功するとこのセットもタイブレークに入る。タイブレークでは4ポイント目でゴファンのフォアハンドがわずかにアウトとなりロペスがミニブレークに成功。この1本のミニブレークを最後まで守りこのセットを奪い返す。

迎えたファイナルセット、ファーストサービスが入ったときのポイント確率が38%と、最初の2セットから大きく数字を落としたロペスはキープをすることができず、2時間16分で力尽きた。

ロペスは今後6月26日に開幕するマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)が母国スペインでの最後の大会になると発表している。

勝利したゴファンは2回戦で第16シードの西岡良仁と対戦する。




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(2023年4月19日0時48分)



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