男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は12日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
C・ルード(ノルウェー)が世界ランク31位の
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を7-5, 7-6 (7-1)のストレートで破り、3年連続のベスト16進出を果たした。
>>フリッツvsワウリンカ 1ポイント速報<<>>ジョコビッチらモンテカルロ組合わせ<<前週のミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)では決勝で世界ランク34位の
M・キツマノビッチ(セルビア)を6-2, 7-6 (7-3)のストレートで破り、今季初のツアー優勝を果たすとともに通算10個目のタイトルを掲げたルード。
ルードとファン・デ・ザンスフルプは5度目の顔合わせで、ルードの1勝3敗。直近は先月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)で対戦しており、その時ルードは6-3, 4-6, 4-6の逆転で敗れていた。
今大会、シード勢は1回戦免除のため2回戦から登場したルードは第1セット、第5ゲームで先にブレークに成功したものの、第8ゲームでブレークバックを許す。それでも、第10ゲームから3ゲームを連取し、1時間4分で先行する。
続く第2セット、互いに2度ずつブレークを奪い合うとルードは第11ゲームでこのセットで3度目のブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲームを決められずタイブレークに突入。タイブレークに入ると、ルードが4度のミニブレークに成功し、2時間15分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでルードのコメントを紹介している。
「新たな大会で負けたことのある選手と対戦するのは、決して簡単なことではないね」
「先月のマイアミでの試合も激しい3セットマッチだった。その時は自分のプレーが粗く、チャンスを生かせなかったんだ」
「最近負けた選手と対戦するのは『またか』と思うこともあり少し難しいところもあるけれど、今回はマイアミでやり残したことがあると思っていたので、少し嬉しかったよ」
勝利したルードは3回戦で予選から勝ち上がった世界ランク100位の
J・シュトルフ(ドイツ)と対戦する。シュトルフは2回戦で第14シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)を6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には、第13シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第16シードの
L・ムセッティ(イタリア)、世界ランク58位の
N・ジャリー(チリ)が16強へ駒を進めた。
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