女子テニス協会のWTA公式サイトは1日、「WTA1000」大会で好成績を残しシンデレラストーリーを歩んだ選手を紹介。2018年のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)で優勝を飾った元世界ランク1位の
大坂なおみも選出された。
>>シナー、メドベージェフら マイアミOP組合せ<<当時世界ランク44位の大坂は、同大会で
M・シャラポワ、
A・ラドワンスカ(ポーランド)、
M・サッカリ(ギリシャ)、
Ka・プリスコバ(チェコ)、
S・ハレプ(ルーマニア)ら強敵を続々破り決勝に進出。最後は
D・カサトキナをストレートで破りタイトルを獲得して、世界ランクを22位にまで上昇させた。
その後も大坂は少しずつ世界ランクを上げていくと、19位として臨んだ8月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で
A・サバレンカや
L・ツレンコ(ウクライナ)、
M・キーズ(アメリカ)を下し決勝へ。元世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)との熱戦をものにして、初の四大大会のトロフィーを掲げた。
WTA公式サイトには、BNPパリバ・オープンの制覇から全米オープン優勝までの道のりについて「大坂なおみは優勝後、四大大会のメジャータイトルを獲得し、今や世界的なアイコンとなった。しかし、2018年当時、大坂はまだタイトルを獲得しておらず、決勝に進出したのはわずか2回で、いずれもアジアで行われたものだった。ノーシードでランキング44位の大坂は、インディアンウェルズでドローを切り裂くことになる。2週間の間に失ったセットは、4回戦でサッカリに奪われた1セットだけだった。さらに大坂は、準々決勝から決勝までの3試合でわずか13ゲームしか失わなかった。大坂は、トップ5にいたプリスコバと世界1位だったハレプを倒し、決勝ではカサトキナを破っている」と評されている。
大坂は今年1月に妊娠を報告し、ツアーを離脱。復帰は来年1月の全豪オープンを予定している。
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