男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は1日、ダブルス決勝が行われ、
S・ゴンザレス(メキシコ)/
E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組が
A・クライチェック(アメリカ)/
N・マウー(フランス)組を7-6 (7-4), 7-5のストレートで破り、優勝を果たした。
>>メドベージェフ、シナーら マイアミOP組合せ・結果<<>>マイアミOP女子組合せ・結果<<先月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では4強入りしたゴンザレス/ ロジェ=ヴァセラン組。今大会では1回戦で第7シードの
M・グラノジェルス(スペイン)/
H・セバリョス(アルゼンチン)組、2回戦で
R・ファラ(コロンビア)/
J・S・キャバル(コロンビア)組、準々決勝で第1シードの
W・クールホフ(オランダ)/
N・スクプスキ(イギリス)(イギリス)組、準決勝でN・ラモンズ(アメリカ)/ J・ウィズロー(アメリカ)組を下し決勝進出を決めた。
この日、ゴンザレス/ ロジェ=ヴァセラン組はファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットでは1度ずつブレークを奪い合いタイブレークにもつれ込む。それでも2度のミニブレークに成功し先行する。続く第2セット、第3ゲームで1度のブレークポイントを凌ぐと終盤となる第12ゲームでブレークに成功し、1時間44分で勝利した。
39歳のロジェ=ヴァセランにとっては「ATP1000マスターズ」で2度目のタイトル。40歳のゴンザレスは「ATP1000マスターズ」初優勝であり、大会史上初のメキシコ人チャンピオンとなった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトに両選手のコメントを掲載。ゴンザレスは「もちろん、僕の夢だった。マスターズ1000というタイトルを掲げることができた。僕は40歳で、1度もなかったので今回が初めてなんだ。今日でよかったと思う。今日は息子の誕生日だから、この日のことは一生忘れないだろうし、とても幸せだね」と語った。
「もちろん、コートに立って、タイトルを獲得したい。僕たちは年をとっているけど、今は子供もいてテニスを続けている。子供たちにとっても、お父さんがメインアリーナでプレーする姿を見るのはいいことだと思うので、あと数年はプレーできるといいね」
ロジェ=ヴァセランは「コートでは最初の1球目から最後の1球まで戦い、この1ヵ月間、よく頑張った。トロフィーを掲げられて、本当にうれしいよ。マスターズ1000は2度目だけど、このようなトロフィーを手にするのは嬉しいものだよ」と述べている。
2022年にペアを組み、徐々に参加する大会数を増やしたゴンザレス/ ロジェ=ヴァセラン組。今季は開幕からペアを組んでおり、2月のオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、ハード、 ATP250)でペア初優勝を飾っていた。
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