女子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、WTA1000)は23日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク30位の
B・クレチコバ(チェコ)が第2シードの
A・サバレンカを0-6, 7-6 (7-2), 6-1の逆転フルセットで破り、ベスト4進出を果たした。同日には準々決勝が終わり、4強が出揃った。
>>マレー、メドベージェフらカタールOP組合せ<<>>アルカラスらリオOP組合せ<<先月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で優勝を飾り勢いに乗るサバレンカに対し、クレチコバは第1セット、ファーストサービスが入ったときに15パーセントの確率でしかポイントを獲得できず、3度のブレークを許し6ゲームを連取される。
第2セットでは互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークへ。最後はクレチコバがもぎ取りセットカウント1-1に追いつくと、ファイナルセットでは疲れの見えるサバレンカから2度のブレークに成功。自身は反撃をゼロに抑え、1時間56分で逆転勝ちをおさめた。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはクレチコバのコメントが掲載されている。
「私はただ戦っていただけ。彼女(サバレンカ)は 良いプレーをするし、サーブもいいし、ハードヒットもしてくる。私から変えられることはあまりないの。それで、彼女のペースに乗ろうとした。他のことをするのは難しいから、少しだけアグレッシブになろうとしただけなのよ」
クレチコバは準決勝で第3シードの
J・ペグラ(アメリカ)と対戦する。ペグラは準々決勝で世界ランク112位の
K・ムチョバ(チェコ)と対戦予定だったが、ムチョバが試合前に棄権したため4強へ駒を進めた。
もう一方の山では第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)と第5シードの
C・ガウフ(アメリカ)が勝ち上がりを決め、準決勝で激突。ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権の4強が出揃った。
また、クレチコバに屈したサバレンカは今季、開幕戦のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、WTA500)、全豪オープン、今大会の2回戦、3回戦とマッチ13連勝を記録していたが、ここで連勝記録が途絶えることとなった。
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