男子テニスのオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、ATP250)は20日にシングルス1回戦が行われ、世界ランク50位の
A・ブブリク(カザフスタン)が同67位の
F・クライノビッチ(セルビア)を5-7, 6-3, 6-4の逆転で破り、昨年10月から続いていたマッチ10連敗をストップし、今季初勝利をあげた。
>>メドベージェフら カタールOP組合せ<<>>アルカラスら リオOP組合せ<<昨年2月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)で、第1シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を破ってツアー初優勝を飾ったブブリクは同月にキャリアハイの30位を記録。
その後も準優勝を2回記録するなど上位進出を続けるも、10月のスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)準々決勝で第3シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)に敗れた一戦から、先週行われたABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)の1回戦で
S・ワウリンカ(スイス)に敗れるまでマッチ10連敗を喫する。
ブブリクは過去1勝0敗のクライノビッチに対して、ゲームカウント5-5で迎えた第11ゲームで2本のダブルフォルトを犯してラブゲームで落とすと、第12ゲームはラブゲームでキープされて第1セットを失う。
続く第2セットは1度もブレークを許さず第8ゲームでブレークに成功して1セットオールとする。迎えたファイナルセット、ブブリクは第1、第3ゲームでブレークに成功すると、第4ゲームで1本ブレークバックを許すもリードを守って4ヶ月ぶりの勝利を手にした。
ブブリクの試合後のオンコートインタビューが男子プロテニス協会のATP公式Twitterで紹介され、「僕にとってグランドスラムを勝ち取ったようなものだよ」と喜びを語った。
ブブリクは2回戦で、第8シードで世界ランク48位の
M・ヒュースラー(スイス)と同58位の
G・バレール(フランス)の勝者と対戦する。
同日に行われたシングルス1回戦では、世界ランク105位のワウリンカ、同60位の
B・ボンズィ(フランス)が2回戦へ進出している。今大会の第1シードは
H・フルカチュ(ポーランド)、第2シードは
J・シナー(イタリア)、第3シードは
A・デ ミノー(オーストラリア)、第4シードは
G・ディミトロフ(ブルガリア)で、上位4シードは2回戦から登場する。
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