女子テニスのカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA500)は16日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードの
M・サッカリ(ギリシャ)が第3シードの
C・ガルシア(フランス)を6-2, 6-7 (5-7), 7-6 (7-5)のフルセットで破り、ベスト4進出を果たした。
>>オジェアリアシム、メドベージェフら ロッテルダム組合せ<<>>デルレイビーチOP組合せ<<この試合の第1セット、4本のダブルフォルトを犯したガルシアを攻め立てたサッカリは2度のブレークに成功。自身のサービスゲームでは1度も挽回のチャンスを与えることなく先行する。
第2セットでは互いに決め手を欠きタイブレークへ。先にミニブレークに成功しリードしたサッカリだったが終盤で2度のミニブレークを許し逆転され、セットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットでも緊張感のある攻防が続き、互いに1度もブレークチャンスを握れないまま再びタイブレークへ。ファーストポイントでミニブレークを奪われたサッカリだが、中盤で3ポイントを連取し逆転。2度目のマッチポイントを決め切り、2時間41分の激闘を制して4強への切符を手にした。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはサッカリのコメントが掲載されている。
「互いに非常にタフなコンディションだった。第2セットでは、サーブをキープして相手にブレークチャンスを与えないという、本当にいい仕事ができたと思う。女子テニスではあまり見られないことかな。かなり印象的だったわ」
「ファイナル(セット)のタイブレークは特別なものだった。第2セットのタイブレークでは勇気がなかったけど、今回は勇気を持ってプレーできた。とてもうれしい」
準決勝では第2シードの
J・ペグラ(アメリカ)と対戦する。ペグラは準々決勝で世界ランク12位の
B・ハダッド=マイア(ブラジル)をストレートで下しての勝ち上がり。
ペグラはダブルスでも
C・ガウフ(アメリカ)とのペアで第1シードとして決勝に進出しており、単複ともに上位進出となった。
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