男子テニスの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)は11日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク51位の
M・クレッシー(アメリカ)が第1シードのH・ルーネを7-5, 6-7 (3-7), 7-6 (7-4)のフルセットで破り、決勝進出を果たした。
>>西岡、ダニエルら デルレイビーチOP組合せ<<>>チチパス、メドベージェフら ロッテルダム組合せ<<1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)2回戦でも対戦し、そのときはルーネがストレート勝ちをおさめていたこの対戦。この日の第1セットはファーストサービスが入ったときに100パーセントの確率でポイントを獲得したクレッシーがルーネに1度もブレークチャンスを与えることのない完璧なプレーを披露。リターンゲームでは1度のブレークに成功し接戦をものにした。
第2セットも互いに譲らず、ブレークチャンスを与えずにタイブレークへ。最終的にこのセットだけで5度のダブルフォルトを犯すなどサービスの安定感を欠いたクレッシーが落とし、セットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセット、互いに疲労が見えるなかサービスを中心に自身のゲームを組み立て、再びブレークチャンスが生まれずタイブレークに突入。最後は強烈なサービスを叩きこんだクレッシーがルーネを突き放し、2時間39分の熱戦を制した。
昨年7月のホール・オブ・フェーム選手権(アメリカ/ニューポート、芝、ATP250)以来となるツアー2勝目をかけ、クレッシーは決勝で第2シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準決勝で18歳の
A・フィス(フランス)(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
また、25歳のクレッシーはA・オリベッティ(フランス)とペアを組んだダブルスでも同日行われた準決勝に進出。S・アレン(オランダ)/ D・ペル(オランダ)組を6-1, 6-4で下し単複でタイトル獲得に王手をかけた。
ダブルス決勝では第4シードの
R・ハーセ(オランダ)/ M・ミドルコープ(オランダ)組と顔を合わせる。
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