女子テニスのムバダラ・アブダビ・オープン(アラブ首長国連邦/アブダビ、ハード、WTA500)は5日、シングルス予選1回戦が行われ、予選第12シードの
内島萌夏は世界ランク289位のK・ザワツカ(ウクライナ)に6-1, 3-6, 2-6の逆転で敗れ、予選決勝進出とはならず公式戦3連敗となった。
前々週の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、前週のタイ・オープン(タイ/ホアヒン、WTA250)と2種連続で初戦敗退を喫している内島。この日は昨年11月の国別対抗戦 ビリー・ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ(日本/東京、ハード)「日本vsウクライナ」で対戦し6-7 (3-7), 2-6のストレートで敗れたザワツカとツアー大会で初めて顔を合わせた。
内島は第1セット、ファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得。第1ゲームでいきなりブレークを許すも直後の第2ゲームから6ゲームを連取し、先行する。
続く第2セットでは第1ゲームで先にブレークに成功するも、その後2度のブレークを許しゲームカウント2-4とされる。第7ゲームでブレークを返しイーブンとするも、第8ゲームで3度目のブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、第2ゲームから4ゲームを連取された内島。第6ゲームで1度のブレークバックに成功するも第7ゲームでブレークを許し、1時間59分で力尽きた。
勝利したザワツカは予選決勝で第2シードの
L・フェルナンデス(カナダ)と対戦する。フェルナンデスは1回戦で世界ランク150位の
K・ムラデノビッチ(フランス)を6-1, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
この大会の本戦第1シードは
D・カサトキナ、第2シードは
B・ベンチッチ(スイス)、第3シードは
E・ルバキナ(カザフスタン)、第4シードは
V・クデルメトバ、第5シードは
J・オスタペンコ(ラトビア)、第6シードは
B・ハダッド=マイア(ブラジル)、第7シードは
A・コンタベイト(エストニア)、第8シードは
L・サムソノヴァ。上位4シードは1回戦免除のため2回戦からの登場となる。
なお、日本勢のシングルス出場はないものの、ダブルスでは
青山修子が
チャン・ハオチン(台湾)と、
加藤未唯が
M・ニクルスク(ルーマニア)とペアを組み出場を予定。1回戦で青山/チャン組は第3シードのN・メリチャー(アメリカ)/ E・ペレス(オーストラリア)組と、加藤/ニクルスク組はU・アイケリ(ノルウェー)/ A・グアラチ(チリ)組と顔を合わせる。
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