男子テニスで世界ランク12位の
D・メドベージェフが2日にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新。世界ランクトップ10復帰を目指しフランスのニース近郊にあるムラトグルーテニスアカデミーで練習している動画を公開した。
先日の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では3回戦で
S・コルダ(アメリカ)に敗れ3年連続となる決勝進出とはならなかった26歳のメドベージェフ。過去2年間はいずれも準優勝に終わっていたが、安定した成績をおさめていただけに、大きくポイントを失効し、世界ランク8位から12位にまでランクダウンした。
メドベージェフが世界ランクのトップ10から陥落するのは2019年以来7月以来 約3年6カ月ぶり。この期間には全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の制覇や世界1位に登り詰めていたが、昨年から徐々に敗退が増えていき、昨シーズンは2度のツアー優勝にとどまっていた(2021年はツアー4勝)。
全豪オープン敗退後の会見でメドベージェフは「今は、いいレベルでプレーできる相手と試合をすることに少し苦労しているんだ。それを取り戻さなければならないね」とコメント。
続けて「自分のショットはそこにあるし、正しいことをしているはずだ。僕は毎セット、戦おうとしてそこにいようとした。でも、今日は少し違っていて、彼(コルダ)は常に僕の上にいた。だからこそテニスはとてもタフだね。トップ30では誰もがみんなを倒すことができる。もちろん、トップ10はもっと安定している。だから僕は少し順位を下げたけど、誰もがみんなに勝てるんだ」と話し、昨年以降苦しい時間を過ごしていることを認めていた。
住居をモナコに構えるメドベージェフは練習期間を設け、現在はニースにあるムラトグルーテニスアカデミーで調整を行い、2月以降のアメリカのハードコートシーズンや、クレーコートシーズンに照準を合わせている。
ムラトグルーテニスアカデミーは
S・ウィリアムズ(アメリカ)や
S・ハレプ(ルーマニア)らを指導し、現在は世界ランク9位の19歳H・ルーネのコーチをしているパトリック・ムラトグルー氏の開設したアカデミーで、多くの選手が練習に使用している。
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