女子テニスで世界ランク4位の
C・ガルシア(フランス)がSNSを更新し、復活を遂げた2022年シーズンを振り返った。
29歳のガルシアは2018年9月に自己最高となる世界ランク4位を記録したものの、その後は負傷などの影響もあり、今季6月ごろまでは同70位から80位前後を記録していた。
しかし、以降はW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)を含むツアー3勝をあげるなど調子が上向きとなり、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では4強入り。11月の最終戦WTAファイナルズ・フォートワース(アメリカ/フォートワース、ハード)では大会初制覇を成し遂げ、自己最高位タイの4位でシーズンを終了。約5か月間で世界ランクを70以上上げ、充実したシーズン後半戦となった。
「この11カ月の間に、痛み、悲しみ、喜びで泣いたけど、選手として、人として、多くのことを学んだわ。何度も疑心暗鬼に襲われ、ネガティブな感情に支配された。世界を疑い、もう2度と成功することはないだろうと自分に言い聞かせた。眠れない夜、暴飲暴食、ホテルの部屋で泣き、テニスコートで泣き、松葉杖をつき、悪態をつき、歩き方を学び直し、シューズを探すのに苦労し、肉体的にも精神的にも苦しくなった」
「しかし、私はまたすべての瞬間、すべての困難から学ぶことができた。足のけがは、ある意味私がどれほどコートに戻りたいのか、自分の本当の試合、見るのが好きなもの、攻撃的なテニスをしたいと思わせてくれた」
ガルシアはシーズン前半に足を負傷し約2カ月間ツアーを離脱。苦悩の日々から復活した6月からは大きなタイトルを手にすることができた。
「このけがによって、私はより自由にプレーできるようになった。私は手放すことを学び、自分のミスや予期しないことを受け入れ、自分を信頼し、自分の本能に従うことを学んだ。時々ピザを食べたとしても、次の日の試合結果を変えるつもりはなかった」
「1日1日を積み重ね、ポジティブでいること、自信を持つこと、シンプルな目標である健康であること、日々ベストを尽くすこと、今この瞬間を生きること、自分のゲームを最大限にプレーすること。それをを念頭に置き、最後は自分のキャリアで最高のシーズンを送ることができたの」
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