女子テニスの下部ツアーITF W60安藤証券オープン(日本/ 東京、ハード、ITF)は大会最終日の20日、9月の東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)を最後に現役を引退した
奈良くるみ(安藤証券)の引退セレモニーを開催した。
>>ルードvsジョコビッチ ATPファイナルズ決勝1ポイント速報<<>>ATPファイナルズ 組合せ・結果<<奈良はプロ転向後、17歳で全日本テニス選手権で優勝。2010年には初めてグランドスラムに出場した。グランドスラムでの最高戦績は3回戦進出で2014年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、2013年・2017年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で記録している。
2014年のリオ・オープン女子(ブラジル/リオデジャネイロ、クレー、WTA250)でツアー初優勝を飾り、キャリアハイは世界ランク32位を記録した。今年はITF大会を中心にプレーし、6月のW25チャンウォン(韓国/チャンウォン、ハード、ITF)でタイトルを獲得。
9月7日に東レ パン パシフィック オープンテニスを最後に現役を引退することを発表した。
最後の大会となった東レPPOには予選から第7シードとして出場。1回戦でN・メリチャー(アメリカ)をストレートで下し本戦出場に王手をかけていたが、予選決勝で第5シードの
I・シニコバ(ブルガリア)に6-0,5-7,0-6の逆転で敗れ、本戦出場を逃した。
ダブルスでは
土居美咲とのペアで出場。1回戦で
S・ケニン(アメリカ)/
L・サムソノヴァ組に2-6, 4-6のストレートで敗れ、初戦敗退。この試合が現役最後の試合となった。
20日、安藤証券オープンの全試合が終了後、奈良と元世界ランク40位の
森田あゆみによるエキシビジョンマッチ、そして奈良の引退セレモニーが行われた。
奈良くるみ[画像:tennis365.net]
奈良は「今年引退をしてから何度も(さまざまな場で)お祝いをしていただき、嬉しく思います」とコメント。
「(所属先の安藤証券には)一緒にチームとして戦っていただき感謝していますし、安藤証券でプレー出来たからこそ、今の私がいます」
「あらためて(自分は)幸せな選手だったなと思います。ありがとうございました」
奈良くるみ[画像:tennis365.net]
森田あゆみ[画像:tennis365.net]
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