男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は28日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第5シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)を6-3, 6-4のストレートで破り、今季9度目となるベスト4進出を果たした。
>>全日本 男子シングルス組合せ・結果<<>>全日本 女子シングルス組合せ・結果<<アルカラスは9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)後、国別対抗戦デビスカップ BY RAKUTENファイナルズで2試合に出場して1勝1敗。その後、今月上旬に出場したアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)では1回戦で
D・ゴファン(ベルギー)にストレート負けを喫した。
全米オープン後は1勝2敗となっていたアルカラスは今大会、1回戦で世界ランク45位の
J・ドレイパー(イギリス)、2回戦で同35位の
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を下して8強入りを決めた。
この試合の第1セット、アルカラスは第4ゲームで先にブレークに成功。第7ゲームでは2度のブレークポイントを握られるも凌ぎ、先行する。続く第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークを奪う。第4ゲームではこの日初のブレークを許すも終盤で3ゲームを連取し、1時間39分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し「彼(カレノ=ブスタ)のような友人と対戦するのは難しい。毎日、夕食や昼食を一緒に食べに行っているよ。毎週、一緒に練習しているので彼と対戦するのは難しいね」と語った。
「僕も彼をサポートしているし、すべての試合で彼に勝ってほしいと思っている。でも、コート上では友達はいない。集中し、試合に臨まなければならないし、それが今日僕のやったこと」
勝利したアルカラスは準決勝で第3シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。オジェ アリアシムは準々決勝で世界ランク38位の
A・ブブリク(カザフスタン)を6-2, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
次戦についてアルカラスは「本当にタフな試合になるだろうね。彼は本当にいいプレーをしているし、素晴らしい勝利を収めている。僕は本当に集中しなければならないだろうね。彼に対しては、ベストなテニスを見せられるよう努力するよ」と述べた。
同日には第6シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)と世界ランク25位のH・ルーネが4強に駒を進めている。
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