テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は25日、女子シングルス予選2回戦が行われ、第26シードで世界ランク130位の
内島萌夏が同151位のY・ボナベンチュル(ベルギー)を6-2, 2-6, 6-4のフルセットで破り、予選決勝に進出した。
>>メドベージェフ、ナダルら全米OP 男子の組合せ<<>>大坂、シフィオンテクら全米OP 女子の組合せ<<内島は今季、ITFツアー下部大会で3度の優勝と1度の準優勝をおさめ、世界ランクは年初の349位からキャリアハイの130位へ上昇している。
グランドスラム初出場となった今年5月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では予選決勝に進出。続くウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では予選1回戦で敗退しており、今回が3度目のグランドスラム挑戦となる。
3試合を勝ち抜くと本戦出場権が得られるこの予選。1回戦では世界ランク189位のE・ジャケモ(フランス)を6-7 (8-10), 7-6 (9-7), 6-4の逆転で下し3時間半超えの激闘を制して勝ち上がった。
この試合の第1セット、第1ゲームでブレークに成功した内島。直後の第2ゲームでブレークバックを許したものの、第3・第7ゲームでブレークを奪って先行する。
しかし、続く第2セットでは1度もブレークチャンスを掴めず。第5ゲームから4ゲームを連取され、セットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、互いにサービスキープが続くも内島が第9ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームで5度目のマッチポイントをものにし、1時間38分で勝利した。
勝利した内島は予選決勝で世界ランク138位のE・アヴァネシャンと同166位のM・クワリンシュカ(ポーランド)の勝者と対戦する。
同日に行われている女子シングルス予選2回戦には、内島を含め日本勢4名が登場。第7シードで世界ランク94位の
土居美咲と同200位の
日比野菜緒は予選決勝進出を決めている。一方、同195位の
本玉真唯は2回戦敗退を喫した。
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