男子テニスのシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は16日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク290位の
S・ワウリンカ(スイス)は同35位の
T・ポール(アメリカ)に1-6, 4-6のストレートで敗れ、2014年以来8年ぶり2度目のベスト8進出とはならなかった。
3月に負傷から約1年ぶりとなるツアー復帰を果たし、5月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)では1年3カ月ぶりに白星を挙げていた元世界3位のワウリンカ。前々週の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では初戦敗退となっていた。
今大会の1回戦では世界ランク27位の
F・ティアフォー(アメリカ)を7-6 (7-2), 6-7 (6-8), 7-6 (7-5)のフルセットで破り勝ち上がりを決めた。
この試合の第1セット、第2ゲームでブレークを許したワウリンカ。ストローク戦で苦戦すると序盤で5ゲーム連取を許し先行される。続く第2セット、第3ゲームでブレークを許すと巻き返すことができず、1時間5分で力尽きた。
勝利したポールは準々決勝で第2シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)と世界ランク82位の
D・クドラ(アメリカ)の勝者と対戦する。
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