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ズベレフ アルカラス下し4強

アレクサンダーズベレフ
ズベレフが2年連続の4強入り
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は31日、男子シングルス準々決勝が行われ、第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)が第6シードのC・アルカラス(スペイン)を6-4, 6-4, 4-6, 7-6(9-7)で下し、2年連続の準決勝進出を決めた。

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両者は4度目の顔合わせで、ズベレフの2勝1敗。直近では今月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)決勝戦で対戦し、この時はアルカラスが6-3, 6-1のストレート勝ちで優勝を飾った。

世界ランク3位のズベレフは4回戦で、同131位のB・ザパタ ミラリェス(スペイン)を7-6(13-11), 7-5, 6-3のストレートで破り、2年連続4度目のベスト8進出を決めた。

一方世界ランク6位のアルカラスは、第21シードのK・ハチャノフを6-1, 6-4, 6-4のストレートで破り、大会初のベスト8進出を果たした。

2年連続の4強入りを狙うズベレフと、グランドスラムで初の4強入りを目指すアルカラスの一戦は第1セット、ズベレフが第5ゲームでブレークに成功し、このリードを守って6-4で先取する。

ズベレフは第2セットもサービスゲームが好調で3度ラブゲームでキープすると、第7ゲームでブレークを奪う。第10ゲームで掴んだ1度目のセットポイントはダブルフォルトで自ら逃すも、最後はサービスエースで締めて2セットアップとする。

第3セット、互いにサービスキープを続けて迎えた第9ゲーム、ズベレフがこのセット初のブレークポイントを握るもここをアルカラスが凌ぐ。続く第10ゲーム、逆にアルカラスがこの試合初のブレークに成功して1セット奪い返す。

第4セットも両者ブレークポイントを与えない展開が続き、ゲームカウント4-4に。第9ゲーム、ズベレフがブレークチャンスを掴むとアルカラスは痛恨のダブルフォルトでブレークを許す。ズベレフは第10ゲームでサービングフォーザマッチを迎えるも、ここでアルカラスがブレークバックに成功。

タイブレークに突入すると、アルカラスのセットポイントを凌いだズベレフが一進一退の攻防を制し、アルカラスの反撃を振り切って4強入りを決めた。

ズベレフは準決勝で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と第5シードのR・ナダル(スペイン)の勝者と決勝進出をかけて対戦する。

準々決勝の対戦カードは以下の通り。

・ジョコビッチ(1) vs ナダル(5)
・ズベレフ(3) vs アルカラス(6)
C・ルード(ノルウェー)(8) vs H・ルーネ
A・ルブレフ(7) vs M・チリッチ(クロアチア)(20)



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