9日に行われた男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)シングルス1回戦で、世界ランク162位の
D・ティーム(オーストリア)は同56位の
F・フォニーニ(イタリア)に4-6, 6-7 (5-7)のストレートで敗れた。試合後にティームはその一戦をSNSで振り返った。
>>ジョコビッチvsカラツェフ 1ポイント速報<<>>BNLイタリア国際 男子組合せ・結果<<昨年6月に右手首を負傷してからツアー離脱を強いられていた元世界3位のティーム。今年3月のエニーテック365・アンダルシア・オープン(スペイン/マルベーリャ、クレー、ATPチャレンジャー)で9か月ぶりの復帰を果たすも初戦敗退となった。
そして、続く4月のミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)、セルビア・オープン(セルビア/ベオグラード、クレー、ATP250)、前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)でも初戦敗退となっていた。
この試合の第1セット、第4ゲームで2度のブレークチャンスを得るも活かせなかったティーム。その後はお互いにサービスキープが続くも第9ゲームでこの日初のブレークを許して先行される。
第2セットでもティームは第7ゲームで先にブレークを許す。フォニーニのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでブレークに成功しタイブレークに突入したものの、終盤で3ポイントを連取され1時間53分で敗戦。昨年のBNLイタリア国際以来1年ぶりの勝利とはならなかった。
ティームはインスタグラムで「毎日ベストを尽くし、前進し続けるときだ。1歩ずつ。それは簡単じゃないと分かっていた。みんな、サポートと信頼をありがとう」
勝利したフォニーニは2回戦で第10シードの
J・シナー(イタリア)と世界ランク位の
P・マルティネス(スペイン)の勝者と対戦する。
同日には第13シードの
D・シャポバロフ(カナダ)、第15シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)、世界ランク22位の
A・デ ミノー(オーストラリア)らが2回戦に駒を進めている。
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