男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は2日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク21位の
G・モンフィス(フランス)はワイルドカードで出場している同369位のG・ヒメノ ヴァレロ(スペイン)に6-3, 6-0のストレート勝ちをおさめた。2回戦では過去17戦全敗を喫している第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。
>>マドリッドOP 男子組み合わせ・結果<<>>マドリッドOP 女子組み合わせ・結果<<同大会にモンフィスはこれまで11度出場し、2008年と2011年に8強入りをしている。
モンフィスは地元20歳のヒメノ ヴァレロに対して、ファーストサービス時のポイント獲得率が92%、1度もブレークポイントを与えず。自身は4度のブレークに成功して試合時間55分で初戦を突破した。
モンフィスは2回戦で対戦するジョコビッチに対して過去17戦全敗(不戦勝を除く)を喫しているが、最後に対戦した2020年のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)準決勝ではジョコビッチを崖っぷちに追い詰めた。
この試合、モンフィスは第1セットを6-2で先取。第2セットはタイブレークにもつれると、モンフィスがポイント6-3と3度のマッチポイントを握るも決めきれず、ファイナルセットは1-6でジョコビッチが制した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでモンフィスのコメントを掲載し、ジョコビッチ戦について「僕にとって大きなチャレンジになるだろうね」と語った。
「ATPツアーで彼に勝ったことがないんだ。僕も自分のリズムを取り戻しつつあるし、彼もそうだけど、僕よりクレーコートでの試合数が多いから面白くなるね。コート上で良い判断をして、彼に勝てるように頑張りたい」
「彼は僕より優秀だ、それだけだ」
「すべての試合は勝つためのチャンスであり、僕は教訓を得られるようにしている。彼は明日、ローマそしてローラン・ギャロスで僕を倒すことができるだろうし、僕も一度は彼に勝つことができるかもしれないね」
モンフィスとジョコビッチの2回戦は、大会3日目のセンターコート第3試合に組まれ、日本時間3日23時以降(現地3日16時以降)に予定されている。
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