男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は22日、シングルス準々決勝が行われ、第5シードで18歳の
C・アルカラス(スペイン)が第1シードの
S・チチパス(ギリシャ)を6-4, 5-7, 6-2で破り、4強入りを果たすとともに、次週発表の世界ランキングでトップ10入りすることが確定した。
>>ジョコビッチ準決勝 1ポイント速報<<>>バルセロナOP 組み合わせ・結果<<大会5日目の22日は、前日雨天順延により行われなかった3回戦と準々決勝が、ダブルヘッダーで行われた。アルカラスは3回戦で世界ランク101位の
J・ムナル(スペイン)を6-3, 6-3のストレートで下すと、準々決勝では昨年のファイナリストで前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で2連覇を達成したチチパスをフルセットの末に破り、準決勝進出を決めた。
この勝利により、アルカラスは次週25日に更新されるATP世界ランキングで、2007年に
A・マレー(イギリス)が19歳11ヶ月でトップ10入りして以来、15年ぶり史上20人目の10代でのトップ10入りをすることが確定した。
18歳11ヶ月でのトップ10入りは、史上9番目の若さ。また、同胞の
R・ナダル(スペイン)は2005年4月25日付けの世界ランキングで初のトップ10入りを果たしており、17年の時を経て同日にランクインする。
【トップ10入りの最年少記録(上位10名)】
A・クリックスタイン(アメリカ):17歳11日
M・チャン(アメリカ):17歳3ヶ月
B・ベッカー(ドイツ):17歳7ヶ月
M・ヴィランデル(スウェーデン):17歳10ヶ月
B・ボルグ(スウェーデン):17歳11ヶ月
A・アガシ(アメリカ):18歳1ヶ月
A・メドヴェデフ(ウクライナ):18歳9ヶ月
ナダル:18歳10ヶ月
アルカラス:18歳11ヶ月20日
J・アリアス(アメリカ):18歳11ヶ月23日
3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)に続くマスターズ2勝目を狙うアルカラスは、準決勝で第10シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。またもう一方の準決勝では、第6シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と第8シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)が対戦する。
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