女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2025(日本/東京、ハード、WTA500)は21日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク81位の
内島萌夏は第10シードの
S・ケニン(アメリカ)に1-6, 3-6のストレートで敗れ初戦敗退となった。試合後の会見で内島は「相手が良かったと言うしかないです」と語った。
>>【動画】内島 萌夏 元世界4位に完敗、試合終了の瞬間<<>>【賞金】内島 萌夏 東レPPOでいくら獲得?ドローも公開中!<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<24歳の内島が同大会の本戦に出場するのは3年連続3度目。最高成績は昨年のベスト16となっている。
今大会、内島は1回戦で昨年大会の準優勝者で2020年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)女王でもあるケニンと対戦。26歳のケニンは現在世界ランク25位だが、2020年にはキャリアハイとなる同4位を記録している。
迎えた1回戦、ストローク戦で主導権を握られた内島はサービス時のポイント獲得率が50パーセントに留まり、相手に4度のブレークを許す。
左膝の治療のためメディカルタイムアウトも取った内島は、リターンゲームでは5度のブレークポイントを活かすことができず、1時間10分で力尽きた。
試合後の会見で内島は1回戦を振り返った。
「今日は本当に最初から最後までほぼ何も自分の良さを出させてもらえないようなプレー展開を相手がしてきました。セカンド(セット)でチャンスがあるところを取り切れなかったんですけど、相手の良さが完全に出てしまった試合かなと思います」
「(左膝の負傷もあったが)純粋に相手もすごく良かったと思います。グランドスラムチャンピオンですし、ここでも去年準優勝してたりと経験も豊富です。単純に全然相手の方が強く、最初から最後までやってきた感じなので、もう相手が良かったと言うしかないです」
「(相手の)タイプ的にもあまり得意なタイプではなかったです。ああいう早いタイミングで淡々とやってくる選手に苦手意識はあったので、ここ数年WTAに上がってちょっとずつ克服はしてきていますけど、やっぱり今日とかも最初から最後まで相手にやりやすいようなペースでやらせてしまいました」
「そこはまた引き続き課題として今日は持ち帰るものかなと思います」
勝利したケニンは2回戦でワイルドカードで出場している世界ランク263位の
園部八奏と対戦する。園部は1回戦で同132位の
N・バルトゥンコバ(チェコ)を下しての勝ち上がり。
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