3時間超えの激闘制し初戦突破

アルゼンチン・オープンでのシュワルツマン

画像提供：ゲッティイメージズ

男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）は１１日、シングルス１回戦が行われ、第１２シードのＤ・シュワルツマン（アルゼンチン）が世界ランク２４位のＫ・ハチャノフを6-7（5-7）, 6-3, 6-3の逆転で破り、２年連続５度目の初戦突破を決めた。

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世界ランク１６位のシュワルツマンはこの日、第１ゲームからブレークを許すも第６ゲームでブレークバック。その後、第１１ゲームで２度目のブレークを奪われたシュワルツマンは再びブレークバックに成功してタイブレークに突入。しかしこれに競り負けて、第１セットを落としてしまう。

それでも、続く第２セットでは第１ゲームからブレークに成功すると、その後も２度のブレークを奪って１セットオールとする。

勝負のファイナルセット、シュワルツマンはファーストサービス時に７１パーセントの確率でポイントを獲得すると、リターンゲームでは２度のブレークに成功。３時間９分の熱戦を制した。

勝利したシュワルツマンは２回戦で世界ランク５７位のＭ・フチョビッチ（ハンガリー）と対戦する。フチョビッチは１回戦で世界ランク４０位のＬ・ハリス（南アフリカ）を6-4, 6-7（5-7）, 6-1のフルセットで下しての勝ち上がり。

また同日に行われた１回戦では、第９シードのＪ・シナー（イタリア）、第１２シードのＤ・シュワルツマン、第１３シードのＰ・カレノ=ブスタ（スペイン）、世界ランク２５位のＡ・デミノー（オーストラリア）、同３４位のＦ・デルボニス（アルゼンチン）、同３６位のＡ・ブブリク（カザフスタン）、同３７位のＡ・ラモス=ヴィノラス（スペイン）（、同４２位のＳ・コルダ（アメリカ）らが勝利し、２回戦へ駒を進めた。