男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は21日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク89位の
A・マレー(イギリス)が同158位の
C・オコネル(オーストラリア)(オーストラリア)を6-7 (4-7),6-3,7-5の逆転フルセットで破り、2017年以来5年ぶり7度目の初戦突破を果たした。
>>ジョコビッチらドバイ選手権組み合わせ<<>>メドベージェフ、ナダルらアカプルコOP組み合わせ<<2017年の同大会を制しているマレーは同年以来5年ぶりの出場。この日は第1セットこそタイブレークの末に落としたものの、第2セットではファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得するとブレークを許すことなくセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットでは5本のサービスエースを決めるなど4度のブレークチャンスをすべて凌ぎ切り、第12ゲームでこのセット唯一となるブレークを奪って2時間51分の熱戦をものにした。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマレーのコメントが掲載された。
「結果としては良かったよ。でも、途中まではそう簡単じゃなかった。試合の序盤は自分のプレーを見つけられず、彼にラリーの主導権を握られてしまってとてもフラストレーションが溜まっていた。でも、試合が進むにつれてサーブの調子が良くなって、それが大きな助けになった」
「僕はまだ、最高レベルで戦えると思っているんだ。今日のような試合に勝てたことはとてもうれしいよ」
2回戦では第4シードの
J・シナー(イタリア)と世界ランク43位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)のどちらかと対戦する。
同日には第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)や世界ランク44位の
F・クライノビッチ(セルビア)、同110位の
ダニエル太郎、同123位の
J・ヴェセリ(チェコ)らが2回戦に駒を進めた。
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