最終戦初制覇に「報われた」

ガルビン・ムグルサ

画像提供：ゲッティイメージズ

女子テニスの最終戦アクロンWTAファイナルズ・グアダラハラ（メキシコ、室内ハード）は１７日、シングルス決勝が行われ、第６シードのＧ・ムグルサ（スペイン）が第８シードのＡ・コンタベイト（エストニア）を6-3, 7-5のストレートで破って大会初優勝を飾り、WTAシングルス１０勝目を飾った。

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第１セット、両者ともに１度のブレークをし迎えた第７ゲーム・第９ゲームでブレークに成功したムグルサ。２２度のアンフォーストエラーを記録したコンタベイトから４ゲーム連取に成功し先行する。第２セット、お互いにサービスキープが続いたものの第７ゲームでコンタベイトにブレークを許したムグルサ。その後の第１０・第１２ゲームでブレークに成功し、１時間３８分で勝利した。

ムグルサはスペイン人女性選手として同大会のシングルス初優勝を成し遂げた。これまでスペイン人女性選手の最高成績は１９９３年大会で準優勝を果たしたＡ・サンチェス=ビカリオ（スペイン）となっていた。

女子テニス協会のWTAは公式サイトにムグルサのコメントを掲載し「序盤は苦戦したけど、その後はいいプレーができた大会だった。今は非常にうれしく、ほっとしている。ここメキシコで開催される（WTAファイナルズ）という素晴らしい大会で優勝できたことは、私にとって本当に大きな意味を持つわね。完璧だった」と語った。

「来年に向けてとてもいいポジションに立つことができた。これまでの長い１年間の報いだわ。チームも私も一生懸命働いた。それが報われた。自分たちのやり方が正しいということを示してくれている。今ここにあるこのトロフィー、これが最高の気持ち。ランキングのことではないわ。実際に触って家に持って帰るだけでストーリーにも、私の経歴にもなる。『やり遂げた』ということを証明するものだわ」

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