男子テニスのストックホルム・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)は9日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク143位の
A・マレー(イギリス)が予選勝者で同354位のV・デュラソビッチ(ノルウェー)を6-1,7-6 (9-7)のストレートで破り、初戦突破を果たした。
>>アルカラスら21歳以下最終戦 グループ表<<>>【YouTube】謎の黒塗りラケットの正体は? 松岡 修造のウィンブルドン8強シューズ! ミズノ大阪本社に潜入<<この試合の第1セット、マレーはファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得すると、デュラソビッチにブレークチャンスを与えることなく先行。第2セットでは互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入した。タイブレークではマレーが2度のマッチポイントをしのがれると、逆にデュラソビッチに1度セットポイントを握られる展開に。しかしこれをセーブすると、最後はマレーが3度目となったマッチポイントを決め切り1時間37分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマレーのコメントが掲載されている。
「僕は第1セットでとても良いスタートを切ることができたんだけど、第2セットからは彼(デュラソビッチ)も良いプレーをし始めた。試合が進むにつれて彼にとっては快適になっていったね。最後は大接戦になって、なんとかタイブレークに持ち込むことができたんだ。彼は300位くらいよりも良いプレーをしているように感じる」
元世界ランク1位のマレーは2回戦で第1シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。今大会は上位4シードが1回戦免除のためシナーは2回戦からの登場。
マレーはシナーとの初顔合わせについて「シナーは素晴らしいシーズンを過ごしてきた。トリノで開催されるNitto ATPファイナルズに残れなかったのは非常に不運だ。彼は室内のハードコートでプレーするのが好きだろうから、僕にとっては大きな試練になるだろうね」と語っている。
同日には第5シードの
T・フリッツ(アメリカ)や第6シードの
A・ブブリク(カザフスタン)を下した世界ランク60位の
A・リンデルクネシュ(フランス)、同62位の
P・マルティネス(スペイン)らが2回戦へ駒を進めた。
同大会の第2シードは
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第3シードは
D・シャポバロフ(カナダ)、第4シードは
D・エヴァンス(イギリス)、第7シードは
M・フチョビッチ(ハンガリー)、第8シードは
F・ティアフォー(アメリカ)。
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