男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は6日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
D・メドベージェフが第4シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-2,6-2のストレートで破って2年連続2度目の決勝進出を果たした。
>>ジョコビッチら パリ・マスターズ組み合わせ<<>>【YouTube】日本大学の全部員インタビュー、1部復帰 さらに王座優勝を目指す<<男子プロテニス協会のATPは公式サイトでメドベージェフのコメントを掲載し「タフな試合だったよ」と語った。
「スコアは、コート上で起こったことを正確に表していないことがあるんだ。僕はこのスコアに満足しているけど、相手は第1セットで僕のサーブの時に2-1、15-40としていた。こういう試合は最初のブレークがとても重要だと思う。なぜなら、相手が自信をつけてしまうからだ。試合を通して自分のレベルを上げることができ、エラーをあまりしなかったのは本当に良かったと思う」
「今の時点で良いことは、ノヴァーク(
N・ジョコビッチ(セルビア))と対戦するということ。僕たちが決勝へ進出したということだ。ただし、(Nitto)ATPファイナルでは違うかもしれない。ノヴァークに勝つのはいつも大変だよ。彼に勝つためには、ベストを尽くす必要がある」
この日、メドベージェフはミスを連発するズベレフから5ゲームを連取するなどで第1セットを先取。第2セットに入ってもミスを重ねるズベレフから2度のブレークを奪い1時間20分の一戦を完勝で制している。
ロレックス・パリ・マスターズ2連覇と2度目の制覇がかかる決勝戦、メドベージェフは第1シードのN・ジョコビッチと対戦する。ジョコビッチは準決勝で第7シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を3-6,6-0,7-6 (7-5)の逆転で下しての勝ち上がり。