男子プロテニス協会のATPは2日に公式サイトで、現在開催中のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)に出場している世界ランク77位の
N・キリオス(オーストラリア)のコメントを掲載。キリオスは「今はただ楽しむためにやっている。ファンと話したりして知り合い、一緒に楽しむことがとても大事」と明かした。
>>錦織らシティOP対戦表<<>>錦織vsブブリク 1ポイント速報<<26歳のキリオスは2019年の同大会で初優勝。昨年は新型コロナウイルスの影響により中止となっていたため、今大会で2連覇を狙う。
「本当にホームにいるみたいだ。今日会場に初めて着いたとき、みんなとても歓迎してくれたよ。まるでオーストラリアでプレーした時みたいで、ここはすごく快適だ」
「ファンのみんなが大好きだ。シティ・オープンに来れてすごくうれしい。観客もたくさん入るはずだし、コートの周りのエネルギーを感じられるはずだ」
キリオスは初戦で、世界ランク107位の
M・マクドナルド(アメリカ)と対戦する。この試合の勝者は2回戦で第13シードの
B・ペール(フランス)と顔を合わせる。
「もう自分のためにプレーしている感じはしないんだ。今は僕と関わってくれた多くの人たちのために戦っている気分。小さかった頃もグランドスラムとかで勝つことは目標ではなかった」
「キャリアで記憶に残っている感動的な瞬間もファンとともにあって、彼らに希望を与えられたものばかりだ」
同日に行われた1回戦では世界ランク67位の
錦織圭らが2回戦へ駒を進めた一方で、同56位の
西岡良仁や同123位の
内山靖崇らは姿を消した。
今大会の第1シードは
R・ナダル(スペイン)、第2シードは
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第3シードは
A・デ ミノー(オーストラリア)、第4シードは
G・ディミトロフ(ブルガリア)、第5シードは
J・シナー(イタリア)、第6シードは
D・エヴァンス(イギリス)、第7シードは
C・ノリー(イギリス)、第8シードは
R・オペルカ(アメリカ)。シードは1回戦免除のため、2回戦からの登場。
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