女子テニスで世界ランク38位の
J・コンタ(イギリス)は14日にツイッターで、新型コロナウイルスに感染したことを明かし、東京オリンピックを欠場すると発表した。
コンタはチームの1人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出て、濃厚接触者として隔離措置を行うために前週まで行われていたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を欠場していた。
ツイッターでは「みんな知っての通り、チームから陽性者が出てしまいウィンブルドンを欠場した。そして隔離している間に私にも症状が出てきて、検査で陽性となってしまった」と公表した。
「その結果、この1週間半はトレーニングができず、オリンピックまでに完全な状態へ準備することができない状況になってしまった。これはとても心が痛む現実で、2016年にイギリス代表になれたことは今でも私のキャリアの中で最も大切な思い出の1つ」
「身体的に回復してすぐ競技に復帰できるように全力を尽くす。その間、テレビでイギリス人のアスリートたちをたくさん応援していきたい」
コンタは6月のバイキング・オープン(イギリス/ノッティンガム、芝、WTA250)で優勝。今季初、ツアー4勝目をあげていた。
同胞のイギリス人選手では、男子で世界ランク28位の
D・エヴァンス(イギリス)が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したことによる準備不足で、東京オリンピックの不参加を表明している。
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