テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は29日、男子シングルス1回戦が行われ、第10シードの
D・シャポバロフ(カナダ)が世界ランク115位の
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-4, 4-6, 6-3, 5-7, 6-4のフルセットで破り、初戦突破を果たした。試合後には欠場を表明している東京オリンピックについて「カナダ勢にとってはとても大きなチャンスだ」と期待を語った。
>>錦織らウィンブルドン対戦表<<>>錦織vsポピリン 1ポイント速報<<この試合、ファーストサービスが入った時に78パーセントの確率でポイントを獲得したシャポバロフ。リターンゲームではコールシュライバーから8度のブレークに成功し、3時間35分の激闘を制した。
シャポバロフは東京オリンピックについて「ポスピシルはダブルスがとても強いし、もしオジェ アリアシムが安定したプレーをできれば、間違いなくメダルを獲得できる選手だよ」と述べた。
「女子のアンドレースクも同じだ。必要なのは身体的な準備だけだろう。彼女は世界のだれにでも勝つことができるから、今回は僕たちにとって本当にいいチャンスだ」
試合については「「雨の影響でコートの芝はとても滑りやすくて湿っていた。コールシュライバーも同じことを感じていたと思う。でも結局僕らはプレーを続けなければならなかったから、厳しいものだった。これは誰のせいでもない。この天候は大会にとっては辛いものだろう」と語った。
勝利したシャポバロフは、2回戦で世界ランク70位の
P・アンドゥハル(スペイン)と対戦する。アンドゥハルは1回戦で同101位の
PH・エルベール(フランス)を下しての勝ち上がり。
同日の1回戦では、第4シードのA・ズべレフ、第6シードの
R・フェデラー(スイス)、第9シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第22シードの
D・エヴァンス(イギリス)、第26シードの
F・フォニーニ(イタリア)、世界ランク50位の
S・コルダ(アメリカ)らが初戦突破を決めている。
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