「ステファノスに勝った」

フランシス・ティアフォー

画像提供：ゲッティイメージズ

テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は２８日、男子シングルス１回戦が行われ、世界ランク５７位のＦ・ティアフォー（アメリカ）が第３シードのＳ・チチパス（ギリシャ）を6-4, 6-4, 6-3のストレートで破り、トップ５の選手から初勝利を収めた。

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新型コロナウイルスの感染拡大のため２０１９年以来２年ぶりの開催となるウィンブルドン。６月に行われた全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）初戦で姿を消したティアフォーは、ブレークポイントを７本与えるも１度もブレークを許さず。リターンゲームでは、４度のブレークに成功し、２時間２分で勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにティアフォーのコメントを掲載し「こういう試合は、本当に好きだ。最近はハイレベルな選手と素晴らしいパフォーマンスをして、その選手達に勝つこともあった。最低限やりたいことは、少なくとも自分に勝つチャンスを与えること。それを出来た」と語った。

「今朝起きたとき、"ああ、ステファノスに勝った"と思った。誰も信じていないものを信じることは、とても大きなことだと思うよ」

２０１８年以来３年ぶり３度目の初戦を突破したティアフォーは２回戦で世界ランク６５位のＶ・ポスピシル（カナダ）と同１００位のＲ・カルバレスバエナ（スペイン）のどちらかと対戦する。

同日には第１シードのＮ・ジョコビッチ（セルビア）が２回戦進出を決めている。

今大会の第２シードはＤ・メドベージェフ、第４シードはＡ・ズベレフ（ドイツ）、第５シードはＡ・ルブレフ、第６シードはＲ・フェデラー（スイス）、第７シードはＭ・ベレッティーニ（イタリア）、第８シードはＲ・バウティスタ=アグ（スペイン）。

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