テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は6日、男子シングルス4回戦が行われ、世界ランク49位の
錦織圭は同6位で第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)に4-6, 1-6, 1-6のストレートで敗れ、2019年以来2年ぶり4度目のベスト8進出とはならなかった。会見では「(ズベレフの)守備がすごかった」と脱帽した。
>>全仏OP対戦表<<この日、接戦の末に第1セットを落とした錦織は、第2セットからズベレフに主導権を握られた。試合を通して8度のブレークを許し、1時間54分で力尽きた。
今回でズベレフとの対戦成績は1勝5敗となり、今年だけでも3連敗の錦織は「彼はすごいよかったと思います。決められないフラストレーションはありました。深い球でディフェンスされた」と振り返った。
「1セット目を取られて相手のプレーがよくなってしまったので、1セット目で流れを作ってしまったのかなと思います。自分の方がパワーがない分、彼の重たいボールに食らいついていけなかった」
「『またこいつに負けた』というのは引っ掛かるというか。マイナスな面が多いかなと思います」
一方、勝利したズべレフは準々決勝で世界ランク46位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。ダビドビッチ フォキナは4回戦で同51位の
F・デルボニス(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
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