テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は大会初日の30日に男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク49位の
錦織圭が予選勝者で同159位のA・ジャンネッシを6-4,6-7 (4-7),6-3,4-6,6-4のフルセットで破り、7年連続10度目の初戦突破を果たした。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<>>錦織vsハチャノフ 1ポイント速報<<初の対戦となったこの試合の立ち上がり、錦織はフォアハンドウィナーを決めるなどで主導権を掴み、サービスキープで第1ゲームをスタートさせると第6ゲームではストローク戦でジャンネッシを翻弄し初のブレークに成功。しかし、直後の第7ゲームではミスを連発しブレークバックを許す展開に。それでも流れを渡さなかった錦織は第10ゲームでブレークチャンスを手にすると、最後はスマッシュを決め第1セットを先取した。
第2セットではドロップショットのミスをして第3ゲームでブレークを許すも、直後の第4ゲームではブレークチャンスでジャンネッシがダブルフォルトを犯し、ブレークバックに成功。その後も2度ずつブレークを奪い合う激しい展開となりタイブレークに突入するが、ジャンネッシの粘りのプレーで押し切られセットカウント1-1に追いつかれる。
第3セット、疲れの見えるジャンネッシから第1ゲームでブレークに成功した錦織はドロップショットを決めるなどで流れを引き寄せると、その後も挽回を許すことなくセットカウント2-1と勝利に王手をかける。
第4セットでは勢いに乗り攻め込む錦織だったが、第1ゲームで先にブレークを許す苦しい序盤となる。第6ゲームではブレークバックしたものの、続く第7ゲームで再び突き放されセットカウント2-2に追いつかれる。
ファイナルセット、互いに疲労が見えるなかで錦織が第5ゲームでブレークを許すも第8ゲームでブレークバック。雄たけびをあげ喜びを表した錦織はその後流れを引き戻すと、第10ゲームでとどめとなるブレークに成功。4時間を超える熱戦を制した。
錦織は2回戦で第23シードの
K・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは1回戦で世界ランク71位の
J・ヴェセリ(チェコ)をストレートで下しての勝ち上がり。
一方、敗れたジャンネッシは大会初の初戦突破とはならなかった。
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5/30(日)~6/13(日)
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