男子プロテニス協会のATP公式サイトは28日、ベオグラード・オープン(セルビア/ベオグラード、レッドクレー、ATP250)に第1シードとして出場している世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)のコメントを掲載した。30日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)への意気込みを語っている。
>>錦織ら全仏OP対戦表<<>>錦織vsジャンネッシ 1ポイント速報<<ジョコビッチは28日に行われたベオグラード・オープン準決勝で世界ランク119位の
A・マーティン(スロバキア)を6-1,4-6,6-0のフルセットで下し決勝に進出。29日には予選から勝ち上がった同255位の
A・モルカン(スロバキア)(スロバキア)との決勝戦が控えており、30日からの全仏オープンに向けてハードスケジュールとなっている。
また、27日に発表された全仏オープンの組み合わせでは、第1シードのN・ジョコビッチ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)、第8シードの
R・フェデラー(スイス)のBIG3が対戦表の上半分であるトップハーフに入り、勝ち上がり次第ではジョコビッチとフェデラーが準々決勝で、その勝者が準決勝でナダルと対戦することとなった。
ジョコビッチは対戦表を確認したことを明かし「ドローを見たんだけど、ロジャー(フェデラー)、ラファ(ナダル)、僕がグランドスラムで同じドローに入ったのは初めてだと思うよ」と語った。
「決勝に進出できるのは1人だけだ。その1人になれるようにベストを尽くすつもりでいる。まずは一歩一歩進んでいかなければいけない。もちろん、僕だってロジャーやラファと同じくらいの経験を持っているし、何年もツアーに参加しているからこうした状況にどう対処すればいいかわかっているつもりだ」
「もし準々決勝で僕とロジャーが対戦する可能性が出てきたら、彼と対戦するのはとてもスリルがあるし大きな挑戦になるはず。でも、その対戦の可能性が出てくるまではまだ長い道のりがある」
ジョコビッチは現在の調子について「今は自分のフォームを構築してきていて、パフォーマンス的にはローランギャロスに向けて望んでいるところに非常に近い状態でプレーできている。今日の第2セットのような少しの落ち込みを除いては、何も心配していない。明日の決勝やパリでは、このようなことがあってはいけない。どうすればいいのか?というのは、テニスプレーヤーとして対処しなければならないことのひとつ。正しい方法で立ち直ることが大切だと思う」と2016年以来5年ぶり2度目の大会制覇に向け意気込みを語った。
全仏オープン1回戦では世界ランク66位の
T・サングレン(アメリカ)と対戦する。
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