男子プロテニス協会のATP公式サイトは２３日、現在開催中のベオグラード・オープン（セルビア/ベオグラード、レッドクレー、ATP250）に第１シードで出場するＮ・ジョコビッチ（セルビア）を特集した。

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今大会に加え、３０日から開幕する全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）での優勝を狙うジョコビッチは「パリでピークになるようにやってきた。ここで微調整し、パリで完璧に照準を合わせられたらと願っている。これまで感触やプレーには満足しているし、パリまでいい状態でいけたらと思っている」と語った。

ジョコビッチは今年２月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）で９度目の優勝、四大大会１８度目の栄冠に輝いた。その後、４月のセルビア・オープン（セルビア/ベオグラード、レッドクレー、ATP250）では準決勝でＡ・カラツェフにフルセットで敗れていた。

「セルビアでプレーすることは、いつも特別。ここで１カ月前に出場し、今はまた違う大会。この大会は僕らみんなにとって驚きの大会となった。母国で２度プレーできることや、多くの時間を家族と過ごすことができるということは本当にうれしく思っている」

セルビア・オープンのあと、BNLイタリア国際（イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000）決勝でＲ・ナダル（スペイン）に敗れるも準優勝を飾っているジョコビッチは「ローマでのプレーには、うれしく思う。ラファ（ナダル）と約３時間戦った。そのことは本当に自分が満足したことだった」と手応えを得ている。

ベオグラード・オープンの上位４シードは１回戦免除のため、ジョコビッチは２回戦から登場する。

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